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Q.住宅のリノベーション費用としてローンは組めますか?

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xf2485063018x家にまつわる設備や資材にはそれぞれ寿命があります。長年住んでいると住宅設備が壊れたり、建物が老朽化など、大規模なリノベーションが必要になってきます。ただ、大規模になればなるほどリノベーションに掛かる金額は大きくなります。そんな大金を一括で支払う方は少数で、多くの方は自己資金不足を補うために、ローンの利用を検討されるかと思います。

リノベーションで利用できるローンは大きく分けると2つ。住宅ローンとリフォームローンです。リフォームローンは住宅ローンの一種です。新築購入時に借り入れる住宅ローンとは、借入金額や金利、返済年数、担保など、多くの部分が異なります。担保を必要としない借入先が多いため、借入金額上限が低くなります。それに伴い、返済年数期限も短くなり、金利も住宅ローンに比べると上がります。金利や返済期間等、様々な面でのメリットを考えると、可能な限り住宅ローンを利用した方がよいといえるでしょう。

また、リノベーション費用の支払いに住宅ローンの利用を検討している方の中には、住宅ローンの支払いが残っている方もいるかもしれません。その場合は、住宅ローンの借り換えを検討したほうがよいでしょう。たとえば、住宅ローンが2000万円残っており、リノベーション費用が500万円必要になった場合は、ほかの金融機関で新たに2500万円の借り換えをすることになります。当然のことながら、なるべく金利が低い金融機関を選ぶことになります。その際、借り換えの費用がいくらになるか、繰り上げ返済に費用が掛からないかなど、借り換えをしても損にならない住宅ローンを選びましょう。

ご自身やご家族の方の中に、中央労働金庫に出資している団体会員の構成員の方や、生協組合の組合員の方がいる場合は、中央ろうきんの不動産担保型住宅ローンの利用がおすすめです。繰り上げ返済手数料が無料になります。窓口やネットでいつでも自由に返済できます。返済プランも、固定金利特約型、変動金利型、上限金利特約型10年、全期間固定金利型の4つから、自分に合ったタイプの返済プランが選べます。こういった住宅ローンを使用すれば、リノベーション費用も低金利で借りられます。住宅のリノベーションを検討中の方は、ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてください。


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