不動産のQ&Aサイト

現在の不動産menu

Q.憧れのスローライフを叶えたいです。セカンドハウスを購入すべきでしょうか?

住居のQ&A  |

都市部で生活を送っていると、時折自然が豊かな場所でゆったりとした時間を過ごしたくなりますよね。少し金銭的に余裕が出てきた方なら、都市部からやや離れた場所に小さな一軒家を持って、週末などに訪れ静かな時間を楽しみたい、と一度は思い描いたことがあるはず。資産にもなることから、セカンドハウスの購入を実際に検討している方も多いのではないかと思います。

しかしながら、住居以外に家を持つということは、購入時の費用以外に意外と大変なことも多くあります。まず、火災保険や固定資産税、場合によっては修繕費など、思いのほか高額の維持費が必要となります。

また、人が住まない建物は、非常に早く傷んでいきます。週末のみ使用するのであれば、訪れる度に手入れや修繕が必要と考えても良いでしょう。

時折訪れ非日常的な時間を過ごしたいというのであれば、セカンドハウスを購入するより、コテージを利用する方が適している部分が多いです。その理由について、以下で詳しく説明いたします。

そもそもコテージとは?

コテージは直訳すると「小さな家」「小別荘」。家具や家電など、生活に必要なものがあらかじめ揃った一棟貸しの宿泊施設です。

一棟まるまる貸し切るため、スタッフとの接触は最低限です。ホテルなどのように、スタッフが身の回りのことを行ってくれるということは基本的にありません。キッチンやバスルームなども建物についており、借主は文字通り「暮らす」という感覚で利用することができます。

グリーンバレー白馬
長野のビューバレーでは多彩のコテージを借りることができる

コテージには、一般的な戸建て住宅のようなものからログハウス調のものまで、様々な種類があります。例えばリゾート地としても知られる長野県白馬のビューバレーでは、ペットと泊まれるコテージや、露天風呂付きのコテージなどバラエティー豊かなコテージがあります。

コテージの魅力は、何といってもその自由度の高さにあります。スタッフによるサービスがないので、起床の時間も食事の時間も利用する人次第です。自然の中でアウトドアクッキングを楽しんだり、緑豊かな山地を散策したりと、思い思いの時間を過ごすことができます。家族と訪れることはもちろん、時にはあえて家族と離れて1人だけの時間を設けたい、という方の利用も増えているそうです。

コテージで理想のスローライフを

近年、大変よく耳にするようになった「スローライフ」という言葉。効率を追い求め過ぎない丁寧な暮らし方は、日々忙しい現代人にとって大変魅力がありますよね。

スローライフの本来の意味合いは、「生活に緩急をつける」ということなのだそうです。仕事や趣味に打ち込む時間があるからこそ、時にゆっくりと味わうような時間が心地よいもの。セカンドハウスを持ち管理に追われながら維持するより、必要な時にコテージを利用する方が、理想のスローライフを実現できるかもしれません。

週末に、普段とは違う穏やかな時間を過ごすなら、コテージの利用も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。


« »