不動産のQ&Aサイト

現在の不動産menu

Q:マンション売却のコツ教えて

不動産売却のQ&A  |

マンションは戸建ての売却に比べて不動産価値が一定のものになりやすく、売り主側の工夫はさらに限られてきます。すなわち立地、マンションの建築年数、部屋の広さという、売り主がどうしようもない固定要素で不動産価値の大部分は決まってしまうのです。

売り主側ができるコツといえば、部屋の清掃か、条件を付加するかです。部屋の清掃は費用がかからない割に効果が大きな工夫です。購入を検討している人が内覧に来たときに、散らかった部屋では狭く、不潔に感じてしまいます。見に来た人が「ここに住んだら心地よさそうだな」と感じてもらえるよう、清潔な状態に保ちましょう。いらない荷物を処分することは部屋を広く感じさせるだけでなく、購入が決まった後の引っ越しの手間も省きます。また、余裕があったら部屋の中だけでなく、共用部分やゴミ捨て場の掃除などもすればアパート全体=周辺環境に対するイメージも良くなります

条件の付加ですが、近年はリフォーム前提のマンション購入が増えています。そこで「リフォーム費用の一部を売り主が負担」という条件も見かけるようになりました。一見リフォームしてから価格を上げて売り出した方が良さそうに見えますが、買い主側にとっては間取りを自由にできるので反応が全然違います。こちらでリフォームしたり価格を下げるくらいなら検討の価値有りです。

もっとも重要なのは立地ですが、都内の場合、資産価値が高く、安定している点で港区の物件はお勧めです。都内有数の人気エリアであり、全国的に知られたブランドのある地名があちらこちらに点在するため、とにかく資産価値が落ちにくいのです。ただ、実際に住むには適さないのか、中古マンション流通量は渋谷や目黒などの同じ資産価値安定性が高いエリアに比べても多い特徴があります。


« »